2022.06.06

「補聴器の日」と補聴器ケア

雨の日が増え、梅雨入りする地域も増えてきました。
今回は6月6日の「補聴器の日」と、湿気の多い梅雨から夏にかけての補聴器ケアをご紹介いたします。

6月6日は「補聴器の日」です。
日本補聴器工業会と日本補聴器販売店協会が1999年に制定した記念日です。
「6」を2つ向かい合わせにすると、耳のかたちに見えることからこの日が選ばれました。
両耳に「6」と書かれた補聴器の日のマスコットキャラクターは、6が2つで「ロロくん」と名付けられています。

「補聴器の日」を契機に、今まで補聴器を知らなかった方にも興味を持っていただけると幸いです。
ご自身で補聴器を使用されている方、ご家族・ご友人が補聴器を使用されているという方は、
快適にご使用いただくためのケア方法・乾燥器などのアクセサリーにも焦点を当てていただくきっかけになりますと嬉しく思います。

 

梅雨入りから夏にかけて、湿気が多く、汗をかきやすい季節となります。
精密機器である補聴器は、水分が大敵です。
補聴器の故障の原因の多くは、湿気や汗によるものです。
大切な補聴器のための毎日のケア方法と、補聴器専用乾燥剤についてご紹介いたします。

使用後の補聴器は、汗や皮脂がついています。ケースにしまう前に乾いた布で表面を拭きましょう。
電池式の補聴器の場合、表面を拭いた後電池を取り出して綿棒などで電池・電池室の中を拭くとサビを防ぐことができます。
耳かけ型補聴器の場合、汗カバーを使用することで補聴器を汗から守れます。

しっかりと乾燥させるには、ドライケース・補聴器専用乾燥剤の使用がおすすめです。
就寝前など、補聴器を外し乾いた布で拭いた後、補聴器専用乾燥剤を入れたドライケースを使用します。
補聴器用の空気電池は乾燥に弱く、使用できる期間が短くなってしまう恐れがございますので、電池式補聴器の場合必ず電池を取り出し、ふたの磁石の上にのせてください。

マキチエドライケースと補聴器専用乾燥剤 QDH-602Mは、シリカゲルより強力な乾燥力に加え、除菌・脱臭の3つの効果を得られる高性能な商品です。
素早い乾燥で汗や湿気によるトラブルを抑制し、補聴器を清潔に保つことで快適に装用できます。
多くの補聴器乾燥ケースに対応しているため、シリカゲルの代替品としてもご使用いただけます。(直径約60mm以上のケースに対応)
※ご使用期限は季節や使用環境によって異なります。湿度検知紙(インジケーター)が青色からピンク色に変わったら交換のタイミングです。(約2ヵ月)

ドライケースと補聴器専用乾燥剤で補聴器に残った湿気を飛ばし、次の日も心地よくご使用いただけます。
ご紹介したドライケースと補聴器専用乾燥剤は、マキチエオンラインにて取り扱っておりますので、ご興味をお持ちの方はぜひご覧くださいませ。
https://makichie-online.jp/shopbrand/drytool/

 

マキチエは、店頭でのクリーニングを行っております。
毎日の使用で取れにくくなった耳垢などの汚れを店頭でお掃除させていただきます。
きれいにクリーニングされた状態でお使いいただくと、補聴器の効果を感じていただきやすくなります。

補聴器の形状・機種ごとに適したお手入れ方法がございますので、詳しくはスタッフまでお声がけくださいませ。

しっかりとケアをして暑い季節を乗り越えましょう。